KIRIM キリム


キリムの起源はペルシャ絨毯よりも古く、4000~5000年前ともいわれています。キリムの文様は 愛、人、動物、果物、星、山、波、鍵、花、木、メヘラビなどそれぞれの民族や部族の祈りや願いが織り込まれています。遊牧民が先祖代々受け継いできた文化や楽しさが溢れています。

 

遊牧民は一年中移動をよぎなくされるため織機の構造が簡単で折りたたんで携帯できるように工夫されています。素材は遊牧生活を共にしている羊が中心で次にシルク、山羊、ラクダ、馬、200年前からはコットンが使われています。

 

遊牧民の生活必需品であるキリムは人を招く時、パオ(テント)の入り口に美しい柄のキリムをのれんのように掛けて迎えたり またタペストリーや間仕切りとしてもその文様の美しさを最高の贅沢として楽しんでいます。